【地政学】ロシアはなぜ北方領土を返してくれないの?!
おばんです!ながさわです!
本日もご覧いただきありがとうございます☆
今日も地政学の観点から国際問題について考えていきます😁
北方領土
北方領土とは、北海道の知床半島の東側に浮かぶ、択捉島、国後島、色丹島、歯舞諸島のことを指します🗾
このエリアは歴史的に日本人が住むエリアで、国際法的にも日本固有の領土です🤙
しかし第二次世界大戦後、ロシアが占拠したまま今日に至ります🌩
日本側は当然ながら返還を求めていますが、実現の見通しは立っていません😥
ではなぜ、大きな都市もなく、豊富な資源があるわけでもないこの土地をロシアは頑なに返してくれないのでしょうか❓
理由①アメリカを監視できる
今でこそ東西冷戦は終結しましたが、アメリカとロシアは未だに頻繁に対立します💥
したがって、アメリカに近い土地は何としてでも抑えておきたいというのがロシアの考えです🔥
もし返還された場合、アメリカが北方領土に基地を建設することも可能です🛩
それはロシアにとって脅威となるので、絶対に避けなければなりません🧓
理由②「北極海ルート」の登場
地球温暖化によって北極圏の氷が減少しています🧊
その影響もあり、2000年頃から、ロシアの北側を航行する「北極海ルート」が使用可能になりました🚢
ロシアにとっては、ほぼほぼ自国の領海内を通る海運ルートになるので、他国の脅威のない安全安心な航行ができます🙂
その東側の出入り口となる北方領土付近は、非常に重要なエリアと位置付けられます🍀
一方で、日本にとっては北極海ルートはあまり重要ではありません💦
北方領土返還の日本側のメリット
もちろん、北方領土の返還は日本にとってメリットしかありません✨
・国民の感情に応えられる
・かつて住んでいた住人が帰還できる
・海産物が取れる
などが挙げられます🎆
しかしながら、ロシア側にとっての北方領土の価値に比べると日本側のメリットは小さいと言えるかもしれません😥
だからこそ、日本側も返還に向けて強硬な姿勢を見せず、ずっとロシア側の動向を探っているだけの状態が続いています💨
北方領土はロシアにとって非常に重要な土地だということは知らない方が多かったのではないでしょうか🤔
ロシアは意固地になって「返さない!」と言っているわけではなく、価値が高すぎて不当にでも占拠しておきたいというのが事実に近いかもしれません💥
日本固有の領土ですから無償で返還してもらうのが筋ですが、なかなか難しそうな現状が今後も続きます💦💦
今日も明日も充実した日々を!
それでは、また!