【地政学】沖縄の米軍基地、移設しないのは全てが完璧すぎるから?!
おばんです!ながさわです!
本日もご覧いただきありがとうございます☆
先日、地政学を学ぶ意義について投稿しました📃
今日は、日本における重要課題の1つである沖縄の基地問題について地政学の観点からお話していきます💡
沖縄の米軍
沖縄に在日米軍の多くが集まっている点は、よくテレビ等でも問題視されています🏅
実は、沖縄本島の約15%もの土地が、在日米軍に利用されているんです🗾
在日米軍の約7割が沖縄に集約されています🗽
横須賀など、他にも米軍基地はある中で、なぜアメリカ側は沖縄にこだわっているのでしょうか🤔
それは、沖縄という土地が総合的に基地に最適すぎるからなんです💦
理由①立地
立地を考える上では、横長の世界地図ではなく、正距方位図法の地図がカギとなります🎆
沖縄を中心に考えると、IBM(大陸間弾道ミサイル)が届く範囲内に、アジア・オーストラリアの全域、モスクワ、ロンドンなど世界中の主要都市が入ることが分かります🏅
沖縄はロンドンに次いで世界で2番目に重要拠点を網羅できる立地と言われています🍀
世界中をアメリカの影響下に収めるためには、沖縄は重要な拠点なのです🏞
理由②環境
諸外国に比べて、道路や港湾といったインフラが整っているのが日本の特徴です🎇
政情も安定しているため、快適に、低リスクで運用できます⭐
これは日本に基地を構える大きなメリットの1つです🛩
また、名護にはジャングル戦の訓練ができる設備があります🏕
日本の他の場所では同じような施設を用意することは難しいので、基地を置くなら日本、その中でも特に沖縄!となるわけです🌏
理由③感情
そもそも沖縄に米軍が大量に来たきっかけは何でしょうか🎈
それは、第二次世界大戦でアメリカが勝利し、アメリカ領になったからです🌎
つまり、アメリカ人にとっては、不当な侵略をした領土ではなく、戦争に勝利して正当に手に入れた領土という認識があります👱♂️
アメリカ人も多くの血を流した上で勝ち取った場所なので、「基地を置かせてもらっている」というよりも、「基地を置いて当然」という意識があると言われています😥
これらの理由から戦後長く時が経った今でも、沖縄には沢山の在日米軍が駐留しています🛬
沖縄に住む方々は在日米軍の存在により、騒音や犯罪に悩まされていることも事実で、平穏のために基地を排除したい気持ちも理解ができます💡
しかしながら、一向に交渉が進まないのは上記のような理由があり、日本側としても、アメリカが世界に睨みを効かせている状態の方がメリットが大きいという側面もあるのです🌏
政府が沖縄の基地移設に対してアメリカに強硬な姿勢を見せないのはそういった裏側があるからだと予想しています🤔
ただニュースを見ているだけでは、「沖縄県民が基地に反発」「アメリカ側が拒否」といった表面的な部分しかみえません🚫
その裏側にどんな意図、目的、メリットがあるのかを理解できるのが地政学の面白さです💪
沖縄の基地問題を考えると、立場の違いが明確で、両者が納得する解決に導くことが難しい問題の一つと言えそうです😥
基地が必要のない平和な世の中が来ることがすべてを解決する最善策ですね🍀
今日も明日も充実した日々を!
それでは、また!